時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

○○コレクション

小学6年のときから20年間くらい記念(特殊)切手を収集していました。
郵便局が開く前に列を作って並べば新規発行のものは買うことが出来ましたが、収集を始める以前に発行されたものは高価なものが多く手を出せませんでした。
「月に雁」や「見返り美人」などは雑誌などで眺めただけで終わってしまいました。

浮世絵、「はかない世の中であるならば、せめて浮かれて暮らしたい」という江戸の人々の気分を反映、だそうです。(私の時悠生活にもつながるような気がします、と言ったらいけないでしょうか)
浮世絵Floating World-珠玉の斎藤コレクション(三菱一号館美術館)に昨日行ってきました。

第1期(浮世絵の黄金期ー江戸のグラビア)6/22~7/15、第2期(北斎・広重の登場ーツーリズムの発展)7/17~8/11、第3期(うつりゆく江戸から東京ージャーナリスティック、ノスタルジックな視線)8/13~9/8 と分かれています。
第2期も観に行きたいところです。(8/10追記:行きました)


ファインバーグ・コレクション展-江戸絵画の奇跡-(江戸東京博物館)にも行きました。

前期 5/21~6/16、後期 6/18~7/15 ですが、その後期だけです。
今後は、7/20~8/18 MIHO MUSEUM甲賀市)、10/5~11/10 鳥取県立博物館(鳥取市)の予定のようです。

そして今日は、浮世絵に描かれた富士山展那珂川町馬頭広重美術館)でした。

世界文化遺産に登録された富士山、江戸中期以降から昭和初めにかけて制作された作品を8/4まで展示しています。

江戸後期の浮世絵師歌川広重の肉筆画などの収集で知られる 青木コレクション が核となる美術館、ゆったりとした平屋建てに切妻の大屋根、格子(ルーバー)、大変素敵な建物になっています。

この2日間で3展、正直いってどこに何があったか少々混乱しています。あまりにも欲張り過ぎたようです。
時悠生活、時間はたっぷりある(はず)、と反省です。