時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

奇跡のリンゴ

奇跡のリンゴ」を観てきました。

周囲の反対にあっても、数々の失敗を重ねても、決して諦めずに11年にもわたって挑み続けた、無農薬リンゴ栽培。
絶対不可能と思われたことを実現させた、諦めない男(阿部サダヲ)と妻(菅野美穂)、その家族の実話の映画化です。
私はリンゴが好きです。(因みに、「五差路」のブログアイコンも一応、リンゴです)f:id:saitoy05:20120927121056g:plain
普段何気なく食べてるリンゴですが、1個1個を育てるのにかなりの手間がかかり、また、育ててる途中や収穫直前に大自然に打ち負かされることもある、それは容易でないリンゴ栽培。
そういう、リンゴ栽培の苦労がよく分かりました。ましてや、無農薬栽培なんて、到底考えられないことです。

映画はいきなり笑いで始まりました。しかし、これは笑いの物語ではありません。
随所に出てくる「バガでねぇの」と言われるくらいの、未知への決して飽くことのない探究心、津軽魂。
極貧生活になっても支え合う夫婦・家族愛。思わず涙がこぼれ落ちてしまいました。

「とにかく、あきらめないで」
モデルとなった実在の木村さんからのメッセージが伝わってきます。
本物の奇跡のリンゴ、一度、食べてみたいです。美味しいだろうなぁ。
奇跡のリンゴ」、感想は ☆☆☆(満点)、お勧めです。