時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

切手の処分

切手を集めていた時期がありました。
小学6年のときから始め、社会人となってからも職場の数人の仲間と共に集めていました。収集期間は20年間くらいでしょうか。
少ないお小遣いでは人気のある高価なものは買えません。専ら、新規発行のものとなり、冬の寒い中、郵便局が開く前に列を作って並んだこともあります。父が並んでくれたこともありました。すぐ売り切れてしまうので入手するのが大変だったのです。


長年続けた切手収集ですが、それらは今でも一部持っています。ただ、本棚の隅に押し込んだままだったので保存状態が悪いです。売るつもりはありませんでしたので、最初の頃はシリーズ物を糊付きアルバムに貼りつけたりもしました。当然ながら今となっては売買できそうにもないものが3冊、比較的状態のいい?ものが4冊、また、シート単位で収容したものもあったはずなんですがこれは見つかりません。


数冊のストックブックを見て、「それ欲しい、僕も集めてみたい」と子どもたちが言ったことがあります。「いや、無理だ」と即時拒否しました。子どもたちに引き継いでおけばよかった、と今になって考えますが、もうそれは昔々のことになってしまいました。
額面を合計するだけでもかなりになりそうな、長年集め楽しんだ切手、どうしましょうか。写真アルバムに比べて保管場所は取りませんが、どちらも古くなっていくだけです。楽しめる(た)のは本人だけ、他の人にとってはゴミ相当かもしれません。