時悠帖・五差路

まだ若いつもりでいたがついに老いを隠せなくなった爺の 時悠生活雑記

夏の薔薇と藤

あしかがフラワーパーク のメール会員(入会金年会費なし)になると会員限定割引券をもらえるというので登録してみました。
割引サービスの利用には割引券のプリントアウト、あるいは、スマートフォン等の画面提示が必要です。

今日は(も)珍しくお一人となったので、また、特別入園無料券も画面に出てきたことだし、暇つぶしに出掛けました。(7/1~2/28 300~700円、料金が変動します。)

アブラカタブラ:何の呪文?
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ブラックバッカラ:怪しげな黒赤色
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ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ
プリンセス ドゥ モナコグレース・ケリーに、これは夫のレーニエ3世
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しのぶれど:変わった色をしていて、なんか寂しげだな、と思ったら、
「忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで」(平兼盛) なるほど
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ロートケプヘン:1枝に4~5花の房。グリム童話赤ずきん
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希望:という名の薔薇。最近忘れていた言葉
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メルヘンケニギン:なんとも言えない上品なピンク。おとぎ話の女王
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ピース:平和の願いを込めて
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藤の花咲く頃は大混雑ですが、今の時期はゆっくりと眺められます。

maruyosi.hatenablog.com

白藤
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大藤
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八重黒龍
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大長藤
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雨露天風呂

数十年ぶりに国民宿舎を利用しました。

www.keizansou.jp

宿泊客は他にたった一組だけ、身体がポカポカと温まり肌がすべすべになる、ほんの少し硫黄のにおいが感じられる源泉掛け流しの温泉は貸し切り状態でした。
土曜日は混むらしいです。3連休の初日は満室だ、と言ってました。

渓流沿いの貸切露天風呂、そこから見る満天の星が綺麗だと評判のようです。
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 満天の星見えず 雨露天風呂
さぞかし星が綺麗なんだろうなぁ、と翌朝入ってみてそう思いました。(初日は雨)
渓流を眺めながらお二人でいかがですか。
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今年は水不足です。(川俣湖)
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きりがみね~

先日、公民館主催の市民講座「(初心者向け)還暦からの山歩き」に参加しました。
日本百名山・花の百名山 霧ヶ峰八島ヶ原湿原から車山を歩く」、体力のない私でも大丈夫そうです。
なぜか以前から、霧ヶ峰白樺湖という地名になんとなく心惹かれるんです。

国の天然記念物及び日本の音風景百選にも選定されている八島ヶ原湿原を周遊した後、霧ヶ峰最高峰の車山に登頂して、高山植物や展望など“遊ぶ山”の夏を満喫して来る。
と案内文にあります。

しかしながら・・当日は一日、雨予報でした。
朝からの雨は弱くなったりしながら降り続き、青空を拝めたのは帰りのバスの中、遠くに見える家並みに射す西日がとても眩しそうでした。

 雨ハイク終え帰途につく 家並みに夕日眩しく 明日は晴れると

あ、この記事はもう帰途についてしまいました。
写真は一枚も撮っていません。コンデジは持って行かなかったし、久々に持ったGPSロガーは電源入れるのを忘れていました。

内容を簡単に・・八島ヶ原湿原は一応、一周しました。車山登頂はすでに時間がなくなっていたので諦めました。でも、白樺湖すずらんの湯に立ち寄る時間はしっかりと確保したのでした。

今回のハイキング講座の競争率は約2倍でした。抽選に外れキャンセル待ちだった方、残念でしたね、キャンセルは1名も出なかったそうです。
最後に、主催元公民館の担当の方、案内・説明のハイキング会の方、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。

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いつか訪れる日のためにブックマークしておいた、こみちさん(id:kazenokomichi)の
 2013夏の旅その2-八島ヶ原湿原に咲く花たち-
 2013夏の旅その3-車山高原-
などの記事は行く前に読んでおいたのですが、帰宅後に再び眺めることに。
晴れていればこうだったのか、でも、雨降っていてもそれなりの雰囲気を楽しめたよ(負け惜しみ)と。

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しかし、これだけで終わらせなかったのです。その3日後に再び出掛けたのです。
今度はハイキングなしの単なる観光バスツアー「車山高原空中散歩とさわやか霧ヶ峰高原」です。

しかししかし、またもや・・

雨だった、

と思いましたか。思ったでしょう。ざんね~ん。晴れました。

「料金、高いねぇ」と3日前ハイキングで言い合っていたその展望リフト スカイライナー730m+スカイパノラマ869mに乗りました。(往復で1,600円、団体は1,440円)
乗り継いで約15分、車山山頂 標高1925mです。
2枚目には富士山がかすかに写ってます。 分かりますか。
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 再挑戦 360パノラマに 富士も見えたよ 晴れて良かったね

 

古代ハス

古河総合公園の大賀ハスは1975年に千葉市から頂いたハスの根2本から始まったそうです。
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ハスは見ごろだ、という情報を得たので観に行ってきました。

ハスの花を観るのは朝早いうち、撮影はカメラマンの少ないうちに、ということで着いたのが7時ちょっと過ぎた頃でした。
ハス池に近づいていくと遠くに・・「あっ咲いてる」と喜びの声をあげたくらいです。
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池一面のハスのきれいなこと。
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一人静かにパシャパシャと池を一周しました。
カメラマンの少ないときや散歩する人とは時折挨拶することがありますが、三脚を据えて構えていたり長~いレンズをぶら下げていたりのカメラマン、多くなってくると無言のすれ違いになることが多いです。

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前日に訪れた つがの里と天平の丘公園のハス各1枚も載せておきます。
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ところで皆さんは、ハスの花が開くときの音を聞いたことがありますか。

maruyosi.hatenablog.com

道の駅巡り2 と 薔薇

今年の1月、栃木パスポートのスタンプを集めるために道の駅巡りをしました。

maruyosi.hatenablog.com

お陰で最終のファンステージ/ゴールドパスポートとなり、このステージも早くクリアしようと今回再び道の駅巡りです。(栃木パスポートは来年3月で終わります 2020年3月まで延長になりました。)

雨が降ってました。自宅を出たのは10時ちょっと前、雨の中での乗り降りはせず雨が弱くなってくるお昼頃までは走っていよう、と約70kmのR4北上を続けました。

やいた(高原山に抱かれたツツジの郷 なつかしいおふくろの味は農村レストランで)
栃木パスポートのスタンプ押印は行っていません。昼食は美味しかったです。

那須野が原博物館(自然と文化が織りなす知的空間)
道の駅というと農産物直売所を思い浮かべますがここは博物館です。

ついうっかり言ってしまったのです。「アウトレットが途中にあるけど・・」
興味のない者にとっては待っている時間が長かったです。無駄に?時間を過ごしてしまったので本日の立寄先へ急ぎます。

那須ステンドグラス美術館
入館料 大人1300円、シニア(60歳以上)1000円、HP限定クーポンあり
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セント・ラファエル礼拝堂の壁一面のステンドグラス・・その美しさ(撮影できません)は晴れていればもっと素晴らしかったことでしょう。 アンティークパイプオルガン生演奏がちょうど始まるところでした。毎時30分より約15分間です。
セント・ミッシェル礼拝堂は撮影可でした。
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東山道伊王野(かつて義経が奥州より鎌倉へと馳せた道)
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那須与一の郷(源平のロマン漂う道の駅)
与一伝承館(扇の的を射抜いたエピソードを映像とからくり人形で再現)は時間がなくあきらめました。

ところで、三大なんとか には諸説ありますが、
美肌の湯:嬉野温泉佐賀県)、斐乃上温泉島根県)、喜連川温泉(さくら市
美人の湯:湯の川温泉島根県)、龍神温泉和歌山県)、川中温泉(群馬県

美肌の湯・喜連川温泉には前回の道の駅巡りの途中で宿泊しました。
美肌の方はさらに美肌に、それなりの方も美肌に、私の髭面も何となくすべすべに。

美人の湯の場合はどうなんでしょうか。三大なんとかには栃木県が含まれないですね。
いや、三大ではないが栃木県にもあるんです。美肌・美人両者を掲げる温泉もあります。
誰もが美人になりたい、それが叶わない現実、でも思うだけなら・・気持ちの持ちようで要は、どこでもいいんです、美人美肌を掲げる所ならひょっとして・・
ということで今回の宿泊は馬頭温泉でした。
すべすべ なめらか しっとり とろとろ 元祖美人の湯

翌日、宿をゆっくり出発する予定でしたがお昼過ぎからまた雨が降ってくるかもしれない予報だったので8時半に変更し、道の駅巡り2日目の始まりです。

ばとう(遊びにおいでよ!田舎が一番)

この後、ふるさとセンター茂木に立ち寄りました。
近くの鎌倉山展望台からは、晩秋から初冬にかけての早朝に見事な雲海を眺めることが出来る日もあるんだそうです。いつかぜひとも見たい。下見のつもりで行ったんですが、お天気と疲れ具合を考えて駐車場確認のみに留めました。

もてぎ(四季折々の花とSLが走る ファミリーで一日楽しめる道の駅)
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サシバの里いちかい(芝ざくらの輝く町 サシバの訪れる里山 木曜日定休)

はが(美肌効果でお肌つるつるロマンの湯を併設)

井頭公園
バラは春のシーズンを終え、咲いているのは少な目でした。
小さな鉢のミニバラ以外にはこれまで撮ったことがありません。初バラです。
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(バラ 5枚目 光彩、6枚目 スカーレット・クイーン・エリザベス)

 旬過ぎて 撮りごろ見ごろ 何のその(難の園)

 雨に濡れ 寂しいけれど薔薇らしく 一人でも観てくれればいいと

 降りしきる雨に負けじと薔薇は待つ あなた来る日は今日かそれとも・・

雨が強く降ってくれば井頭公園は立ち寄らずに終わったかもしれませんが、幸いにも、私の初バラ撮影のために雨は降らずにいてくれました。

道の駅巡りも予定分を終わって疲れはおそらくピークです。運転する私は眠気だけ気をつければ変化があっていいですが、後席に座りっぱなしだと相当疲れてるはずです。
うっかり聞いてしまいました。「昼食はどうする? インターパーク(ショッピングセンター)に寄れるんだけど・・」
そこで昼食を済ませましたが当然そのままでは帰れませんね。
不思議なものです。ショッピングとなるとそれまでの疲れを忘れることが出来るんですから。私はまた待つことになりましたけど。

自宅に戻ったのは15時前、結構早めでした。あ、小雨が降ってきました。

走行は初日162km 4時間10分、2日目112km 3時間20分、高速道は使わずです。
因みに、高速道を使わないドライブのこれまでの一日最長は約700km、お盆帰省後にR4を南下、朝3時半から20時過ぎまで(計1時間ちょっとのトイレ休憩4回、朝昼食はおにぎり)ひたすら走りました。若かったんです。

八方ヶ原ハイク

梅雨入りはしたけど雨は少なそうですね。梅雨入り翌日に八方ヶ原へ行ってきました。

「約20万株のレンゲツツジ群生地」「地図には載っていない幻の滝、エメラルドブルーの滝壺が美しい おしらじの滝」と案内のあった、地元公民館募集の初心者向けハイキング講座です。
地図には載っていない・・楽しめそうです。以前から行きたかったんです。
ハイキング約3時間、4km・・これくらいなら体力が回復途中のカミさんでも多分大丈夫。
定員36名先着順・・申込みには早く行かなきゃ、と20分前に着いて18人目くらい。余裕だなと思っていましたが一人で2名分申し込めるんですね、32・33番目でホッ!でした。
このような(シニア向けの)ハイキング講座はどの公民館でも人気のようです。
(先着順ではなく抽選という公民館もあります)

さて、ハイキング当日、雨の確率30%予報でしたが、雨は降らず薄曇りの一日でした。
八方ヶ原学校平に着いたのは予定よりも30分遅れ、時間がなくなったのでバスにまた乗って小間々まで上り、そこから山道を大間々まで歩き始めたのでした。

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レンゲツツジには毒があります。放牧された馬にとっても有毒なため食べ残されて群生地になったらしいです。

大間々からの戻りは時間がないからと同じ山道を下り、途中道を間違えて小間々まで舗装車道を、待ってるはずのバスがいないためさらに学校平まで車道を下ったのでした。結局、山道2km+車道2.5kmくらい歩いたんでしょうか、ハイキングならぬウォーキング?

学校平に戻ったのは予定より1時間遅れ、昼食時間も30分間に短縮され、その後のおしらじの滝周辺1時間散策は・・涙。
おしらじの滝への道はツルツル、しかも刈り込まれていて掴まるものがなく危険なので行くな、と言われたらしく、また、時間もないため、山の駅たかはら周辺30分散策に変更になりました。

時間がない・・市のバスを借りているためやむを得ないですね。
参加者は平日ということもありほとんどがシニア、しかも初心者向けなら速い歩きを期待できない。行程は余裕を持って・・行き先が限られてくる。計画が大変ですね。

おしらじの滝が取り止めで残念だったけど、それなりに一日楽しむことが出来ました。
引率・講師の方々、ありがとうございました。来年また申し込みます。

自然に目を向ける

自然観察セミナーに参加しています。

1回目は5月初旬、塩原大沼周辺の野鳥観察でした。

双眼鏡(野鳥観察には7~10倍が適当)を貸してもらえたので助かりました。
初めての野鳥観察だったので「あそこにいる」と言われてもなかなか捉えることが出来ず、また、肉眼で確認できたので双眼鏡を覗くと「あれ、どこだ?」という超初心者でした。

いろいろ教わったのですが、その一つに「聞きなし」があります。
聞き做しとは鳥のさえずりを人間の言葉に置き換えたもので、例えば、ウグイスの「法 法華経」があります。
センダイムシクイ:「焼酎一杯グィー」「鶴千代君~」
ホオジロ:「一筆啓上仕り候」「テッペンハゲタカチョウキチロウ」「サッポロラーメンミソラーメン」

神鳥谷という地名がありますが、その読み方は今はヒトトノヤ、でも昔はシトトノヤだったらしいです。
ホオジロ類の古名はシトド(鵐)・ミコドリ(巫鳥)・神鳥、つまり、神鳥谷とはホオジロのいる谷地、シトドノヤ・シトトノヤ・ヒトトノヤ・・なんだそうです。
異説として、シトド/ひどく濡れた様・シトドノヤ/ひどく濡れた谷地、というのもありますがそれでは神の説明がつかない、とかなんとか・・。

市の鳥:セグロセキレイ、県の鳥:オオルリ

2回目は6月初旬、奥日光湯滝・東大日光植物園周辺の樹木・植物見学でした。
往路のバスの中でも、樹木と生育環境、植物の環境適応、奥日光の自然史などの講義がありました。

フィトンチッドは森林浴で気分爽快となる芳香物質?、いや実は、植物が出す物質には他の動植物・微生物との相互作用があり、樹木はお互いにフィトンチッドを出し合って枝の交錯を防いでいる(他の植物の成長を抑制し合っている)。隣り合う樹木の根はこんなに複雑に入り組んでいるが枝は交錯していない・・。
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日光植物園は小石川植物園の分園です。
入園料は有料(個人400、一般団体300円)だが、これを観に入ったんだ、と講師が説明したのがコウホネ、中央の黄色い花です。
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千手ヶ浜の群生地では見事だと思われるクリンソウが園内でも咲いていました。

市の木:シラカシ、県の木:トチノキ

自然観察セミナーは全5回、3回目は7月中旬の埼玉県立自然の博物館見学と長瀞散策、まだ続きますが、このセミナーに関するブログ記事は多分これで最後?