本文を読み始める前にまえがきやあとがきを最初に読むことが多いです。
この本のあとがきには、
幸福など幻想にすぎない、という人が百万人いたとしても、… うれしく生きていくことの方が大切で…。
自分で自分に幸福な魔法をかけることは、希望を持って生きていくための「知恵」 … その手がかりは…。
毎日にスプーン一杯の魔法をかけられるような…そんな本を作ってみたかったのです。
A SPOONFUL OF SUGAR.
「365日のスプーン」おーなり由子 大和書房
一日一ページ数行の文章、ところどころにイラストという構成です。
パッと開いたページは4月11日。
あたらしいノートに
なまえをかく。
新学年、新しい教科書に新しいノート。まず最初に、自分の名前を書く。
うきうきドキドキ。あ、名前が曲がっちゃった。そういうときもありました。
最近では…
メモ用として小さなノートを常に持ち歩くようにしてるんですが、そのノートで愚痴日記を始めました。一時ブログで愚痴ろうと思ったんですがやっぱり本音は書けないので。
そのノートには非常時のために名前・連絡先を書いてます。落とさないように気をつけますが、拾ったとしても中は読まずに連絡していただければと思います(笑。
次に開いたページは9月17日。
深呼吸をする。
最近(以前から?)イライラすることが多いのですが、そういうときにはまず深呼吸をして、働きが鈍り始めた脳に酸素を多く取り入れれば、自分に魔法をかけられるかもしれません。
ところで、今はほとんど二人だけの生活なんですが、会話が減りましたねぇ。
向き合うのは食事の時だけ、にらみ合うことはあっても見つめ合うことは皆無です。
お互い空気のような存在、と以前話したことはありますが、今はそれじゃないですね。
なんて考えながら、初日はあと一ページにしておこうと開いたら10月18日。
ずっと話したかった人に
話しかけてみる。
これこれ、これですよ、今、足りないものは。グッドタイミングじゃないですか。
話したかった人? 叶うのかな。
なんでもいいんでしょうけど、ちょっとしたことで気分を変える、変えられる、ポジティブな方向へ変えよう。
ということで、このお借りした本、何日かかるか分からないけれど、読める日に読めるときに読みたいと思います。